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Korn
See you on the other side
Artist Korn
Release 2005,7th
See You on the Other Side(amazon)

キリスト教に目覚たギターのヘッドが脱退してから1作目となる重要作。予測通り賛否両論がとびかっております。ジャケコワイ。CCCDらしいけど自分はいまだCDプレーヤーを現役で使ってるので問題なし。
1st,2ndのように攻撃的ではなく、アンタッチャブルのドロドロした暗さに近い。
ただ暗いだけでなくリズム、メロディがどことなく80'sダンス、ニューウェーブっぽい所があり新しいことに挑戦してるのがうかがえる。

@はマンソンっぽいダンサブルな曲。ドラムがインダストリアル風でいままでにはなかったノリ。Music,Doの掛け合いがカッコイイ。A〜Cとヘビーかつ80'sを感じる曲が並ぶ。どれもサビが覚えやすくて良い。Cの間奏のベースはなかなか。
Dのサビの「アー♪」の声の上がり方は過去にあまり聴かなかった歌い方。リズムが変態っぽくて良い。
Fは曲名がLOVE SONGのくせにいきなりmotherfuckers,bleeding,son of a bitchって歌ってるのがkornらしい。ドロドロしてて良いねぇ。ラストサビ前はアンタッチャブルっぽいけど同じようなフレーズでも確実に進化してるのがわかる。
Hはクラップなんか入ってて、サビも皆で合唱しそうな感じ。イントロがカッコイイIはアルバムの中ではデス声率が多い。これもサビがキャッチーで一緒に歌いたくなる。Jでは久しぶりにジョナがスキャットを披露。うーん、カッコイイ。ラスト(ボートラ除く)Mはkornのくせに(?)壮大に締め。暗い所にどんどん落ちている気分になれる。

いままでkornの遅い曲はあまり好きじゃなかったけどこのアルバムの遅い曲は良いのが多い。
でもこうもドロドロしてるとアルバム通して聴くとダレるかな。激しい→おとなしい→激しい→おとなしいと工夫はしてるけど何度も聴きたくなるほどでは無い。

感情を爆発させるジョナサンも、もはや超低音三味線と言っていいぐらいバキバキ鳴ってたベースも無いけどいままでと違ったkornを味わえます。
といってもkornらしさはでまくってるんだけどね。1st,2nd以外のkornは嫌いって人はまた落胆するかもしれない。 神掛かってた初期に比べると落ち目なのは否めないか。パンチ力が圧倒的に下がってる。

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