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cherubically
サークル Zephlabel
元ネタ オリジナル

BMS系のアーティスト+αによるファンシーをテーマにしたアルバム。yamajetさんのBLOGではエレポップをテーマにしたとか書いてたような気もしますが…。
メンツはかなり豪華でBMS系の方達はBMSをやっている人なら知らない人はいないと言ってもいいような人達が揃っています。
2枚組になっていて、2枚目は2人一組になって1枚目のもう一方の人の曲をリミックスするという形。この組み合わせがオシャレ対決、Vo曲対決、ストイック対決といった感じになっていておもしろいです。

まずdisk1の@は王道歌モノテクノポップ。ウィスパーボイスとチープな電子音が生み出すフワフワした浮遊感が気持ち良い。このアルバムのテーマ的に一曲目にふさわしい曲です。Aは一転してテンションの高い、おもちゃ箱をひっくり返したような曲。あまりこういうジャンルは聴かないので凄く適当な事を言ってるかもしれませんがフレンチポップ+エレポップといった所。plastic squeeze boxに似ています。聴いてて楽しくなる良曲。
Dはyamajetさんによる声ネタが印象的なオシャレなラウンジポップ。声ネタがリズム良く繰り出されるのでかなりノレます。Eはashaさんによる明るいテクノ。ashaさんの曲は大自然を感じさせるような曲が多いですが、この曲もどこか大自然が感じられます。タイトルからするとやっぱり自然をイメージしてるのかな。完璧に自分の作風が出来上がってる。Fはその前までの曲が明るいのに対して、リズムで聴かせるミニマルチックな曲。
これ以降は曲調が変わりアルバムに幅が出来て単調なアルバムになるのを防いでいます。G、Hは空間を感じさせるエレクトロニカ。特にHのnarveさんの曲はシンセのメロディが良く浸れます。

アレンジ対決disk2のAはyamajetさんの曲のリミックス。もともとオシャレな曲が落ち着いたジャズ調のリミックスが施され、更にオシャレに渋くなっています。最後のピアノソロ辺りのリズムが気持ち良い。Bはdisk1のAのリミックス。原曲にあった明るさを抑えてオシャレなドラムンに変わっています。力強いベースが気持ち良い。EとFはエレクトロニカ対決、GとHはリズム重視対決となっており、どちらも両者甲乙付けにくいクオリティの高い曲が並びます。

全体的にクオリティが高く、安心して聴けるCDです。オシャレな曲が多いのでそういった曲が好きな人にオススメです。

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