CD+同人誌。オリジナルのミニマルテクノ・ミニアルバムです。

前作の「Horizon Blue*」と同じくメロディゼロのガチなミニマルテクノ。
ローファイな音が相変わらず心地良い。
同じミニマル路線ですが、前作が地味な展開の中にも開放感や動的な部分があってそれなりにアゲてたのに比べて、今作はより地味になっております。サンプリングフレーズも派手なのは使わずにひたすら内へ内へと向っていく感じです。
「Horizon Blue*」とコアなミニマルだった「Brain」の中間の音と言えるかな？
ビートも柔らかめの音を使っていて壊れてしまいそうな危うさがある。フロア要素よりBGM要素が強いです。
前作とのジャケットの色の違い（水色と灰色）が丁度音の違いも表しているかのよう。
はっ！水色、灰色ときたら……次は朱ですか？

お気に入りは、渋いベースが最高なミニマルトラック�@。アンティークなサンプリングセンスもナイス。

ある程度派手なのが好きな自分は前作の方が好き。今作は良くも悪くも耳に残る曲が少なかったです。
とはいえ、クオリティ自体は前作と変わらぬ高さ。落ち着いたのが好きな人は今作の方が気に入るかもしれません。
こういう音楽を聴きなれていないとよくわからないで終わってしまうかもしれないので要視聴。

冊子は今回もカメラネタがメイン。
CD聴きながら工場のコーナーを読むと雰囲気出るな。なんだか寒くなってくる。
ちょっくらカメラに興味が湧いてきました……がカメラは高いな……。