フリーノベルゲーム「終末によせて」や「It's so flogging molly」を制作したとおくできこえるデンシオンさんの音楽CD。
Circle Mebiusさんの「夏の燈火」でサウンドを担当した事もあります。
確かでは無いのですが、ベストアルバム的扱いのはず。旧作の「迷いみち」から数曲、HPに公開しているmp3から数曲が収録されているのを確認。曲名が「夏の燈火」っぽいのがあるのでゲームからの曲もあるかもしれません。

内容はノベルゲームのBGMに使われそうなゆったりとしたインスト曲です。ピアノやフルート、バイオリンといった音色がよく使われている。
どんな曲調か知るにはHPに公開しているmp3を聴いてみるのが一番早いかと。 温かくて泣けるメロディが魅力。�F�I�J�M�N�O�S、tr.22、tr23、tr24のメロディが好み。特に�Mとtr24のメロディは涙腺にきます。

全24曲がBGMのような曲調なので、音楽CDの楽曲としてはパンチが弱いと感じる所もある。キャッチーなメロディがそんなに多くないので、じっくり聴くよりなにかの作業のBGMとして聴くのがいいかもしれません。 ノベルゲーム（特に田舎が舞台のゲーム）のサントラを聴くのが好きな人にはお勧め。逆にサントラは聴いて飽きてくるという人には物足りないかもしれません。 個人的にはもう少し曲数を絞るか、バラエティの富んだ曲調にして欲しかったかな。良盤一歩手前。