ビーマニシリーズで活躍するDJ SIMONをトリビュート。CD2枚+本。

ポップンのイメージが強いSIMONですが、このCDではポップン曲が16曲中5曲と少なめ。
曲調はビーマニ/BMS系アレンジ。原曲がそっち系なことからラウンジっぽかったり、宇宙っぽい曲調が多いです。
良盤だった「Resident V.A.〜tribute to TAKA〜」に比べると耳に残る曲が少なくて物足りないところがあります。
前作から引き続き参加しているメンバーは良い曲が多いんですが、新規メンバーはどうもパッとしないかな。

■DISC1
�@CLUBMIXのOP曲をアレンジ。原曲のフワフワした雰囲気そのまま広げていった感じ。一曲目にはもってこい。
�Bねこみみ魔法使いさんによる「Homesick Pt.2&3」アレンジ。お得意の軽快なシャッフルポップです。意外性は無いけどさすがと言いたくなる安定した出来。
�EJiNG*da*LaWによる「321 stars」の低速トランスアレンジ。原曲にある勢いが消えてて残念。せっかくの良メロディが生かせていない印象です。
�F「魔法の扉」をスペーシーなボーカル入り4分打ちテクノポップにアレンジ。原曲と違った雰囲気で面白い。
�GYamajetさんによる「LOVE SO GROOVY -SLEEP MIX-」ジャングル調アレンジ。ブレイクビーツがカッコイイ。

■DISC2
�A「Manhattan Sports Club」をゴア/サイケトランス風にアレンジ。少々地味ではあるけど勢いがあって悪くない。
�C「ディスコタイフーン」アレンジ。原曲と同じディスコ路線のソフトアレンジです。太っといベースがノれる。

うーむ、いまいちパッとしないというのが正直な印象です。
まぁまぁの曲もあるんですが、それだけのために買うほどかと言うとそうでもなく、他の微妙な曲に埋もれてしまっている印象です。
曲数もCD2枚のわりには少なめで中途半端な気がする。1枚に絞ったほうが聴くほうとしてはアルバムに締りがあったかも。