DFRの主催・Ryo Ohnukiさんのソロミニアルバム。テクノ/エレクトロクラッシュのノンストップミックスとノイズ・アンビエント曲集の二部構成。
紙オンリーの独特なパッケージが面白い。

前4曲のノンストップミックスは「ガーガーピーピー」という見出しが似合いそうなエレクトロサウンドでガツガツ踊らせてくれる。『We created this.』のOhnukiさんの曲の延長線上の音です。
とにかくノラせようとしてくるズッシリした4分打ちトラックは攻撃的ですらあります。
飛び交うSEの音選びセンスも良い。特にひたすら繰り返される声ネタは癖になる。
リズムミュージック好きにはたまらない！

変則的なリズムが面白い�@
『We created this.』の曲にそっくりな声ネタを弄り倒した�A
ノイジーな�B
と続き、一番良かったのは「K.I.L.L.L.L」の声ネタが印象的な�C。これはノレます。

�D〜�Fはノンビートのノイズ・アンビエント。
ノイズ以外の音が一切無い純度100%のノイズミュージックなのに音選びが上手さもあって癒されます。
完全に音で遊んでる。

1部、2部とも高品質な良作。Ohnukiさんの音センスが存分に発揮されています。
いつか1部のノリのDFRメンバー作を聴いてみたいなぁ。