オリジナルのボーカル・ミニアルバム。PVが収録されたCD-Rが付属。
サイト内の「memo（10/11）」にて音のライナーノーツ、PV担当・Yoshizawa さんサイトの「memo（10/12）」にてPVのライナーノーツ、CD特設ページにて深水チエさんとYoshizawaさんの対談あり。

エレクトロニカ（特にトイトロニカ寄り）、アンビエント系のサウンド。
明確なビートはほとんど無く、子守唄のようなやさしい音楽が続きます。まったりを通り越してねむねむ。
歌はウィスパーに近い優しい歌い方。高音がすごく綺麗。高音でこれだけブレない歌い手さんは珍しい。危うさが無いから安心して寝れる（ぉ
いくつもの声を重ねることで聴き手を声で包み込んでくれます。同人音楽を聴いてて声で圧倒されたのは久しぶりかも。
ただし自分好みのキャッチーなメロは少なめだった。
寝る前の子供に聴かせても全然問題ない静けさながら、使っている音はさりげなく変態的だったりする。拍子も4拍子じゃない曲がチラホラあるし、よく聴くとマニアックな作風です。
CD全体で聴くと遅い曲ばかりでちょっとダレるかなぁとも思う。まぁ、自分が普段好んで聴くような音楽では無いというのが大きい気がします。
PVと併せて聴くと音世界に集中できるので好感度アップ。�@のPVをWEBで見た瞬間に惹き込まれたのを覚えています。

�@通信音のような電子音に様々なSEが飛び交うイントロトラック。つぶやくようなボーカルが絡み一気に惹き込まれます。最初の音がどう聴いてもGBAの起動音。
�BBPM30くらいで3拍子。子守唄みたいな曲。おぉ、眠くなる……。PVの絵が可愛すぎ、ツボ直撃。
�DCD内で唯一の盛り上がりを見せる曲。今までずっと溜めてきた分、サビの盛り上がりがたまらん。やっぱり自分はキャッチーなメロが好きだ。あとBメロの歌詞が好き。

命名・子守唄エレクトロニカ。
(良くも悪くも）聴いてると眠りに誘われます。
キャッチーな歌モノを求めている人には向かないかもしれないけど、雰囲気や音で曲を楽しむ人は気に入ると思う。
個人的にはもう少しキャッチーさを増やして欲しい所だけど、そうなるとスタイルが変わっちゃうのかな？