ストイックなテクノを作り続けるpingさんの新作。aymさんは不参加。もしかして抜けた？
今回のコンセプトは「4つ打ちじゃないテクノを作ろう」 コンセプトなどお構いにいつもどおりのPING節。
3拍子や5拍子といった変則的なリズムではありますが、（良い意味で）地味なテクノが並びます。どっちかというとダークな曲調が多い。
非4つ打ちだからノれないということは全然無いです。
ただ、さすがに他の4つ打ち曲アルバムに比べると自然に体が動く度合いは低めです。

耳に残ったのは �@ベースと7拍子のリズムの絡みが気持ち良い。
�Eウネウネした音が引っ張っていく。今作では一番いつものPINGらしい曲。
�G妖しいシンセが印象的。迷宮といった感じ。
�Hリズム+2音だけで構成されたシンプルな曲。しかしリズムが無茶苦茶カッコイイので無問題。

やはり何も考えずにノレる4つ打ちの方が気軽に聴けますが、これはこれで面白い。コンセプト縛りとか大好きです。
ただ曲自体は調子の良かったここ数作に比べるとちょっと落ちるかなと思うところもあります。
曲中の盛り上げが少ないからなぁ。