オリジナルのアンビエント・エレクトロニカ系CD。
基本はリズム有りのアンビエント。
全体を通して廃頽的で、重い空気が漂ってます。
前述のようにキャッチーでは無く、かといって完全にそっちの世界に持っていかれるくらいに音が研ぎ澄まされているわけでもなく、どうも聴き所に欠けるなというのが正直な印象。 ---- @まったりと夢心地なシンセのアンビエント曲。ベースが入ってくる中盤からズブズブと埋まっていく感覚ですごく気持ち良い。どこかロック成分を感じるベースでポストロック的な感触も受けました。気分によってはむちゃくちゃハマる。 Aタイトルを見るにゆめにっきのアレンジ?最初はまどろみ系アンビエントだけど中盤にほんの少しだけダンス系のリズムが入ってくるのが良い。 F緊張感のある楽曲が並ぶ中、ふとやってくるノスタルジックなメロディ。田中サムシングさんの曲です。暖かすぎる旋律にどっぷり。本当にこの人のメロディは琴線を刺激する。幸せとちょっぴりの切なさが混ざり合った至福の曲です。夕方〜夜のサウンドをやらせたらこの人の右に出る人いないのでは?ただ今作の中では浮いている気もします。 G不安を煽る、戦前の音楽を思わせる奇怪なサンプリング風フレーズがひたすらリピート。人間の神経を弱らせるような音楽ですが、かなりインパクトはある。今作のカオスなジャケとのイメージマッチはこの曲が一番かもしれません。 ---- コマーシャル性の薄いドロドロしたアンビエント。
うーん、個人的にはちょい暗すぎるかなぁ。 ドロドロとした音楽が好きな人ならまた違った感想を抱くかも。 |