8曲入りのフルボーカル・I'veアレンジCD。
トランス系のI'veサウンドが爽快なメロコア/パワーポップ系にアレンジされています。
どロックの暑苦しさではなく、メロコア的で気楽なドライブ感を肌で感じられるのが気に入りました。こういう直球なサウンドだからこそI'veのグッドメロディが生きてくる!
ボーカルさんは元気よく歌っててバンドサウンド向けの歌声。自然体でロックしてるのが良いです。 ---- @「our youthful days(学らぶ)」のアレンジ。爽やかなメロディを明るく歌いあげる元気の良い一曲目。サビのメロディいいなぁ。ムーグシンセのアクセントがツボです。 A「明日の向こう」のシリアスなロックアレンジ。イントロのギターフレーズがむちゃくちゃかっこ良くて鳥肌モノ!リズムはモロに打ち込みなのに、意識しないと気づかないくらいにギターがロックしてる。良アレンジ! B「went away(夏色の砂時計)」。ゆったりしたAメロはアルペジオ主体で面白いアンサンブルを奏で、サビでスネア連打とともに一気に爆走。良ギターフレーズが満載。サビの後にまた静かに戻るパートがお気に入りです。 C「Do you know the magic?(魔法はあめいろ?)」をSOFTBALL、シャカラビ系のガールズ・メロコアへ。イントロ後のギターの入り方とか、サビの「ドドドドン!」とかパンク好きにはたまらない曲展開。シンプルなフレーズをハイテンポなビートに乗せて奏でる、メロコアの「基礎」であり「肝」である部分がしっかりと入っている一曲。とにかく勢いがあります。今作で一番のお気に入り! D「砂の城(朱)」をエッジの効いたカッティングが耳に残るオルタナ寄りのロックへ。英語歌詞で変則的なメロディを歌いあげるボーカルさんの実力は結構なものかもしれない。クールな歌声に痺れる。 E「RIDE(同心)」アレンジ。今作にしては比較的原曲のシンセが残ってますがCDの流れに違和感無し。この曲でもボーカルさんが綺麗に歌い上げてます。この人、うまいわ〜。 F「cross up(OL 姉妹)」をシャッフルビートでグルーヴィなアレンジに。全体的にノイジーで重め。原曲からかなり雰囲気が変わってます。面白い!力強いスネアが好き。風変わりなアレンジですがあくまでもストレートにロックな魅力が伝わってくる。 G「Feel in tears(Heart of Hearts)」のアレンジ。シリアスな曲が3曲続いた後にやってくる開放感のある明るいサウンドが気持ちいいです。シンプルながら原曲のメロディがうまく生きてる。 ----
ストレートかつ爽快なI'veアレンジCD。
直球にメロコアスピリッツを見せてくれる同人CDってのはありそうで意外と見当たらないので、メロコアが青春な自分にとって大好きなサークルになりそうです。 自分の好みがロック寄りなことから、ぶっちゃけ本家より好みかも。勢いのあるサウンドに良質メロディってのがたまらない! |