Alice Prizmを出し続けていた5/4TAKEPODさんのオリジナルＣＤ。
この人のオリジナル曲ってはじめて聴くな。といってもAlice Prizm収録曲はほとんど原曲知らないんでいままでもオリジナルを聴いてるようなもんでしたが。
毎度おなじみのTAKEPOD流プログレで突き進んでます。

７トラックに分かれた２０分の長曲（組曲）�@〜�Fからスタート。もっともオルガンが暴走してる�Eがお気に入り。粗探し的に言えば長い曲の中でそれなりに曲調は変われど同じようなのが多いので少し単調か？
�Gはギターリフ代わりにツクツクボーシの鳴き声を使った奇曲。これがロックでカッコイイ。ＣＤで一番気に入ってます。
�Hは南国な曲。前の曲といい冬コミ作品なのに思いっきり夏だよな…。
�Iは悲劇的なクラシカルピアノ曲。演奏がすげぇ。
�Jはまたまた夏っぽい爽やかな曲。自己主張しまくりの「もはやベースの役割を果たしてない」と言われたというシンセベースが気持ちいい。この曲のエレピソロ好きだ。
�Kむさ苦しい男（修行僧？）の声＋パーカスのサイケな曲。あまりよろしくない方向にトリップできます。ある意味トランス。
J-フュージョンな�Lで締め。まぁ次にいつものアレが入ってますが。

過去作が好き、プログレが好きなら気に入るでしょう。TAKEPODさんのＣＤを体験した事がない人も今回のは比較的入りやすいんじゃないかな。
ブックレットにコメントがいっぱい書いてあるので読んでて面白い。キャラ紹介読みながらひとりにやけてました。キャラ設定が（無駄に）に萌える。