音ゲーの曲を流行りのファンキーコタ(ファンコタ)で、な一枚。(ファンコタはもうブームは過ぎたかな?)
弐寺から「PLASMA」「bloomin' feeling」「マチ子の唄」「MIRACLE MEETS」「冥」、DDRから「SEXY PLANET」、ポップンから「サヨナラヘヴン」がストレートなファンコタにアレンジされています。
音はこのジャンルにしてはやや細めで、肉体的な刺激が弱いのがネック。 ---- @「PLASMA」もともとちょい中華なメロディが上手くファンコタのリズムに合ってる。エスニック同士の絶妙なブレンドの効果か? D「MIRACLE MEETS」トランス色が結構残ってるアレンジ。声ネタが入り乱れてて面白い。けど、トランスの綺麗さがあるので開放感はちょい弱いか。 F「サヨナラヘヴン」おおかたの予想道り見事にハマってます。哀愁あるけど情熱的な一曲。ただこれもシンセが少し細いかも。 ---- ファンコタな音ゲーアレンジ。 テーマは面白いし、フレーズをうまくファンコタにうまく合わせてるんで、余計に音の頼りなさが残念に思えてしまう一枚。
細いシンセをどう受け取るかで評価が分かれそうです。「べつにいいよー」って人なら楽しめるだろうけど、自分はアシッドハウスをそのまま引っこ抜いきたようなあのバキバキに太い音でスクワット的に踊らせてくれるファンキーコタの方が好きかな。 同じM3 2010春で日本ファンコタの伝道者・DJ JET BARONがアルバムを頒布したのと重なったのも不運だったかも? ファンキーコタはどうアレンジしてもファンキーコタなノリ一色になっちゃうんで、元ネタの選択と音作りに強く左右されるのかもしれないと思いました。 |