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「館」「鬼ヶ島」など鬱なノベルで有名なdydyさんの選択肢無しノベルゲーム。やっぱり鬱です。プレイ時間は1時間30分ほど。 BGMはほとんど無し。俺は後ろでmogwaiiのcome on die youngをながしてました。雰囲気が合うw。回想がホイールでは不可だったり、大量の文字が一気に表示されるいわゆるページごと表示だったりとシステムはお世辞にも良いとは言えません。最初は大量の文字が一気に表示されるとやる気がなくなりました。やってるうちにあまり気にならなくなりましたが。 大きく分けて2話構成で、詳しくはネタバレになるので伏せておきますが、1話は精神病院に入院した主人公がアレな医者にいじめられる話で2話はいじめられっ子の絶望と救いの話。これだけでも鬱な話というのがわかりますな。昔は第2話だけの収録でしたが、「贖罪」というHPで公開していた小説を1話に新しく追加しています。
1話はサスペンス調の復讐劇。主人公がものすごく性格悪い。一つの話を二人の視点から見るんだけど違いが面白い。最後のどんでん返しは…。 dydyさんの作品の多くがそうですが、性格の悪いキャラを書くのが良くも悪くも徹底しています。悪いやつなのにどこか憎めないではなくて、読んでいて本気でムカムカしてくる。この徹底さはある意味すごい。ただ人を選ぶ原因にもなっているんだろうな。 俺の「まだやってないフリゲフォルダ」をみると、ここから6連続dydyさんのゲーム。この鬱ラッシュに耐えれるのか、俺。
↓ネタバレ↓ |
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