女の子が名作童話をお芝居するという面白いアイディアのノベルゲーム。プレイ時間は全話併せて45分くらい。
収録されている物語は ・注文の多い料理店 ・マッチ売りの少女 ・赤い靴 ・歌う骨 ・詩集をいくつか ・人物(原作者)名鑑 2頭身の女の子が学園祭の演劇のような舞台で童話を演じます。 メインキャストを演じる紫髪の娘が可愛い。瞳がウルウルした時が特に好き。こういう言い方もなんですが不憫な役が似合った娘です。 話は軽くコメディな味付けがされているけど、基本は原作通り。 童話ってのは残酷なモノが多いわけで、可愛らしいキャラが演じることで逆に悲惨さが際立っています。
詩集は文字のみ、人物名鑑は本当に簡単なことしか書いていませんので期待すると肩透かしを食らうかも。
アイディア勝ちですね。
余談ですが、小さい頃にマッチ売りの少女は読んだ時、悲しい結末に本気でビビッてしまい、トラウマになっていました。その夜はなかなか泣き止まなかったのを覚えています。 |