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ではかに(図書館ではお静かに)
制作 Tetoria工房
ジャンル ノベル / 名作劇場
tetoriakoubou.gif(4698 byte)
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女の子が名作童話をお芝居するという面白いアイディアのノベルゲーム。プレイ時間は全話併せて45分くらい。
収録されている物語は
・注文の多い料理店
・マッチ売りの少女
・赤い靴
・歌う骨
・詩集をいくつか
・人物(原作者)名鑑 2頭身の女の子が学園祭の演劇のような舞台で童話を演じます。
メインキャストを演じる紫髪の娘が可愛い。瞳がウルウルした時が特に好き。こういう言い方もなんですが不憫な役が似合った娘です。
話は軽くコメディな味付けがされているけど、基本は原作通り。
童話ってのは残酷なモノが多いわけで、可愛らしいキャラが演じることで逆に悲惨さが際立っています。

詩集は文字のみ、人物名鑑は本当に簡単なことしか書いていませんので期待すると肩透かしを食らうかも。
人物名鑑は掘り下げたところまで書けば面白くなったと思うんだけどなぁ。

アイディア勝ちですね。
おなじみの物語もゲームキャラが演じることで新鮮な気分で読めます。
面白かった!
個人的には右の本から読んでいく事をオススメします。

余談ですが、小さい頃にマッチ売りの少女は読んだ時、悲しい結末に本気でビビッてしまい、トラウマになっていました。その夜はなかなか泣き止まなかったのを覚えています。
そんなことがあったもんで、このゲームで初めてマッチ売りの少女をちゃんと読むことになったのですが良い話ですね。おもわずと目が潤んでしまいました。

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