能力バトルモノのノベルゲーム。現在ver.3まで公開されてますが今回紹介するのは１年以上前に公開されたver.2。ver.1が面白くてver.2は公開と同時に落としたのは覚えてるから…どう考えても積みすぎです。本t(ry
ver.というのは１話、２話〜といった感じです。
サイトのキャラ人気投票の投票数の多さを見ればこのゲームを好いてる人が多いの分かると思います。（あんパンツに５００も入ってる投票だけど
システムは普通のノベルゲーム。たまにミニゲームで戦闘が入りますが、本格的なものではなくちょっと変わった選択肢のようなモノ。話のテンポが悪くなっているわけではないのでちょっとしたアクセントになってる。
絵はうまくはないけど全然許せるレベル。むしろプレイしていると気にいってくる。
音楽はフリー素材を使用。使い方に違和感はありませんでした。
プレイ時間は４時間ほど。
あらすじはちょっと変わった能力をもった探偵事務所でアルバイトしている主人公がある事件を追っていたら…。
シナリオは人気が出るのも納得の面白さ。キャラは個性があるし、話が先を読ませる展開。設定の説明シーンが多いのですが説明が分かりやすいのでくどく感じませんでした。凝った文章で魅せるタイプではなく話自体の面白さで魅せるタイプです。悪役視点からスタート、戦闘シーン、動きまくる背景と文章以外で話の面白さを増強しています。
２話からは人間の汚い部分、そして直接的にショッキングなシーンがあるので注意。そりゃこんなシーンあればvectorに掲載不可認定受けるわ。これからはこういったシーンがどんどん出てきそう。タイトルがグッバイトゥユーだもんな。
あるシーンで君望レベルの究極の２択を迫られます。これはキツかった。
まだまだ完成まで長くなりそうです。ver.2で全体の30%って所かな？サイトの製作日記を見ると、いきあったりばったりで（というと聞こえが悪いですが）大きな流れを考えているのではなく、今の段階から展開を考えていく作り方のようなのでノってきたらどんどん長くなりそう。
キャラ、ストーリー、見せ方のレベルがかなり高くオススメ。絵や文体、設定から子供っぽい印象を受けるかもしれませんがプレイしているとのめりこみます。オレは気づいたら6:20a.m.だった。学生バンザイ。外明るいよ。
フリーゲームの能力バトルモノって面白いの多いな。
↓ネタバレ↓
・田崎のレイプシーンはきつかった。普通ならあそこは主人公がギリギリで現れるものだろう思っていたけどまさかあの結果とは。
・その後の選択肢は本当にきつかった。どっちを選んだらバッドになるかわかってるから余計きつい。この感覚はネタナドのラスト選択肢でもあったな。
・記憶消して体元通りにしてＯＫってのはなんか引っかかるなぁ。
・でも最終的な終わり方は綺麗に終わったんじゃないだろうか。もう田崎は出てこないのかな。結構気に入ってたのに（一票入れてたり
・夏川の能力は戦闘ミニゲームがヒントになってたらおもしろそう。「ミニゲームにこんな伏線があったなんてーー！」深読みしすぎか？でもこの作者さんは色々考えてゲームを作ってそうだ。
■10月29日追記■
以前に取り扱ったグッバイトゥーユーver.2の次章。ゲームの基本的な事についての感想は以前のレビューを参考にしてください。プレイ時間は1時間ほど。
やっぱり面白い！だれる事なくどんどんプレイしてしまいます。いっぱいキャラが出てくるけど、ちゃんと全員、キャラがちゃんと立っている。
いままでは夏川のパーソナルな戦いが主だったけど、今回は「美術館」のチームによる大掛かりなミッションがあり、熱い展開。
途中、夏川のわがままぶりにイラっとくる場面もありましたが、全体的に見て大満足な出来。
何がどうすごいとかじゃなくて純粋にプレイしていて楽しい。
これからも期待できそうなゲームです。まだ未プレイの人はプレイしなきゃ損。
コレや屍鬼がお気に入りの自分は、分かりやすい文章のバトルモノが好きなようです。いわゆるきのこ節のバトルモノの方が深さはあるんだろうけど、自分はこの適度におちゃらけた感じのする少年マンガのようなバトルモノにハマリやすい。
↓ネタバレ↓
・工場から帰ってきた時の優梨「はうあ！」とあの口の形が良い感じに情けなくて、実にイイ！
