ヤンデレ（狂デレ）短編オムニバス・ノベルゲーム。プレイ時間は1時間半ほど。
以前紹介した「眼帯回廊」は今作の体験版にあたります。

• <眼帯回廊>眼帯少女に物を渡される話
• <地下回廊>無口少女に地下監禁される話
• <包帯回廊>自傷癖の幼なじみの話

の3話がメイン。その他3つの超短編も収録。

ヤンデレというより狂ってる少女達に焦点を当てたホラー。
細かい設定は語られないけど、演出の上手さが光るその病んだ世界はなかなかのモノ。
一気に引き込まれて、分けがわからないまま突き放される。でもおもしろい。
独特の目の描きかたが特徴のキャラ絵も作品の空気作りに一役買ってます。

• <眼帯回廊>演出が一番上手い。詳しくは前回のレビューを参考に。
  
• <地下回廊>は良い感じに理不尽な境遇。意味不明さが最高です。ヒロインかわえー。
  
• <包帯回廊>は怖いや狂ってるではなく痛い。絵的に。苦手な人は要注意。
  

私としては眼帯回廊>地下回廊>>>包帯回廊ってな評価かな。 キャッチコピーとイラストによりヤンデレ要素に注意が行きがちですが、それだけでなく短編ホラー/ナンセンスとしてなかなか質が高い。
ホラー好きは是非。

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地下回廊・裏

歪ミ回廊収録の「地下回廊」の外伝。
事が起こった理由を本編の裏側から覗けます。

分けがわからなかった「地下回廊」のストーリーに意味が付いて面白かった。
やっぱりアンタらも○○○○なのね。
お嬢様かわえー。

本編が気に入ったなら問答無用でプレイしておくべき。