メタル系のミニアルバム。インスト1曲+ボーカル三曲の全3曲入り。

キラキラしたキーボード、ザクザクしたギター、ドコドコしたドラムとガチなメタルサウンド。そして歌メロはアニソンばりに熱い＆ポップ。
全編にわたってメロディセンスは輝きまくってるし、アレンジはメタルのツボをがっちり押さえている。

前作からまったく衰えることのない楽曲群。サビの安定感はマジすごいです。
また、各曲にムーグ、プログレライクと個性がしっかりと付けられているのもインパクトがあってイイ。今回も快作です。


�A疾走曲。ネオクラシカル系のメタルすぎるイントロで「おっ！」となり、そのまま流れ込んでくるムーグシンセにヤラれます。メタラーならニヤりとせずはいられないフレーズが満載です。特にキーボードはバック、ソロとも大活躍。この曲最大の特徴であるムーグシンセは本当にカッコイイです。メロディも相変わらずポップで聴きやすい。
�B突進したり、テンポを落としたり、変拍子を入れたりとちょいプログレッシブな曲。でも基本的な感触はメタル。サビではしっかりとダブルバスドラでドコドコしてくれるのはさすが。オペラチックなBメロが印象的です。いやらしくない程度にゴシカルなのもイイ。この手の曲でまったく苦手意識を感じなかったのも久しぶりです。


メタルの良さが詰まったポップス。メタラー、非メタラーのどちらにもオススメできる良作。
クサいフレーズばかりなのにメタル特有のクドさがまったく感じられないのが凄い。